健康とバストの関係

健康とバストの関係

3/19は私が参加している治療家の塾が1年に1回開催している講座でした。 この講座は塾外の先生をお招きして講演をして頂きます。運営の方が依頼するので毎年違います。そして内容もランダムです。 今回は、

  1. バストと身体の調子について研究と施術をしている先生
  2. 鍼灸・気候・手技療法を巧みに使い分けている先生

の講演でした。 是非、紹介したい内容の講演でしたので簡単ですが紹介したいと思います。 二部に分けます。まずは①バストと身体の調子について研究と施術をしている先生のお話。をまとめた状態で記載していきます。 この内容は是非女性に聞いて欲しいなと思いました。

講師紹介

名前:正木民子先生

名古屋市守山区で美容鍼灸でバストアップ・バストケアの施術をしています。 リンクを貼りたいのですがご本人に許可をとってないので、もしご興味ある方は上記内容で検索して下さい。ブログもやっているのすぐ分かると思います。

バストに悩みがある人は多い

女性のほとんどの方がバストに対してお悩みを抱えているようです。

悩みの内容は

  1. 小さい(40%)
  2. 高さが低い(20%)
  3. 下がっている(20%)
  4. ハリがない(15%)
  5. 広がっている(5%)

という内容が多いようです。先生曰く小さいという人の中には30%程広がっている人がいるようです。広がってしまっているがために小さくなっているが、広がっているのに気付かないみたい。

宣伝で言われている事が間違っている可能性は高い

バストアップ市場で効果ありといわれている事柄をリストアップして頂きました。下記に表にします。

1 背中や脇の脂肪も全てバストに流して戻す
2 腕の脂肪を揉んで溶かして腕に持ってくる
3 育乳ブラ
4 筋膜はがしバストアップ法
5 補正下着
6 色々なマッサージ法
7 大胸筋の筋トレ

ここで正木先生から「どれが効果あります?」と質問 私としては③育乳ブラとか初めて聞く物もあったのですが、内容を他の女性の先生に聞き。医学的な観点から「7・8ぐらいしか、ほぼこれ意味なさそー」と考えてました。 結果、

1 背中や脇の脂肪も全てバストに流して戻す   ×
2 腕の脂肪を揉んで溶かして腕に持ってくる   ×
3 育乳ブラ   ×
4 筋膜はがしバストアップ法   ×
5 補正下着   ×
6 色々なマッサージ法   ○
7 大胸筋の筋トレ   ○

というお答えが出ました。

まぁ…医学的に考えると意味が分からないものが多いですからね^^;

肩こりとバスト

先生が実際の症例写真をみさせてくれながら説明してもらいました。(すいませんがこちらでは症例の写真はありません)

結論からお話をしていくと、肩こりが強い・姿勢が悪い以下のことが起こります。

  • バストの位置が下がる
  • バストが小さくなる
  • デコルテがなくなってきます。

と非常に見え方が悪くなります。となると肩こりの改善や姿勢を悪くしないことが重要になってきます。ちなみにバストのサイズ別の重さを表でいただきました。

カップ 重さ(g) フルーツで例えると
71g みかん
140g
240g りんご
380g グレープフルーツ
570g
810g 小メロン

上記の重さが常に女性の胸には釣り下がっているわけですが、バストの位置が下がるとバストを釣り下げている肩にさらに重さがのしかかります。荷物をいれたバックの取っ手が短いか長いかで体感の重さが変わりますよね。それと同じことが女性のバストと肩にはおこっているわけです。

私はだいたいいつも体は「循環している」ということをお話していますが、 「肩こり→姿勢が悪くなる→バストが下がる・小さくなる→肩こりが悪化→姿勢が… 」という悪循環が肩とバストでも続くようになります。バストのためにも肩こり改善・姿勢の調整は大事だということですね。

ちなみにここでも先生からの質問。「この人なにカップあると思います?」と施術前の写真を見せてくれました。 私「んー…CかDぐらいか?」と思ったら答えは「自己申告でFカップです」とお話。 姿勢でここまで見え方が悪くなるのか…と。さらにしっかり調べて調整したらその患者さんはIカップになったとのことでした。

腰痛とバスト

こちらも先生が実際の症例写真をみせてくれながら説明してもらいました。腰痛がある方(今回はそり腰の方)はバストが以下のことが起こります。

  • バストが小さくなる
  • バストが離れる

腰が反っている方って、背骨を伝って猫背になりやすいんですよね。 ただそういう方は猫背の感覚があるので肩を一生懸命広げようと胸を広げようとするんです。 そうするとバストは離れてしまい位置が悪くなれば小さくなってしまうわけです。

下着とバスト

受講者の中から質問が

「最近はノンワイヤーのブラジャーやタンクトップブラなどが販売しているが先生はどう考えますか?」と

「やめた方が良いですね」先生即答

「最近はワコールでも上記のようなブラジャーが出していますが、あれは市場のニーズに合わせているから出ていますが胸のことを考えるならやめた方が良いです」 とのことでした。

バストのほとんどは脂肪で構成されています。その脂肪がなぜ胸の形を構成できているかというと中にクーパー靭帯という靭帯があるからです。靭帯は「伸びたら元に戻らない」ものです。このクーパー靱帯が伸びたり・切れたりしてしまった場合、胸の位置は元に戻りづらくなってしまうということです。つまり靭帯に負荷をかけるのは避けた方が良いです。

クーパー靱帯に負荷をかける行為とは?

バストの位置が維持しづらくなる行為が靱帯に負荷をかけることになります。それはブラジャーをしなかったり、ランニングで胸を大きく揺らしてしまったりすることです。日常生活で負担をかけないようにするためにはバストの位置を構成できるワイヤーがしっかりと入ったブラジャーがおススメということでした。

メモ

ちなみに専門の人がしっかりとみるとカップ数など全然違うようです。その人のバストにあったサイズを身に付けるというのも大事な要素になります。

【でもブラジャーはきつい・痛いから…という方】

姿勢が整った後、自分に合ったブラジャーを身に付ければ驚くほど全然きつくないし・痛くなく。むしろ楽らしいですよ。

思春期とバスト

最近では先生の所に中学生の子が来るようです。最近ではスマホをしている子が多いので上記のように姿勢が悪いくなりバストに悪影響も多くなってしまっています。

思春期では女性の体に成長していくためにバストも作られる大事な時期なため、この時期に治療・予防するということはとても良いことだと感じているとお話されていました。また、若い子はやはり反応が驚くほどよく1回1回の効果が高いようです。

終わりに

いかがでしたでしょうか? 正直私は、今まで「健康とバスト」という視点で見たことはなかったのですが、肩こりや腰痛とバストの関連性を聞いて「あー、なるほど」と納得しました。

また今回の記事では「肩こり・腰痛とバストの関連性」に関して簡単に記載しましたが他の部位でも同じようにバストへ影響があります。女性の多くの方がご自分のバストについて悩まれているということも聞いたので、少しでもヒントになればと思い掲載しています。少しでも参考になれば幸いです(^^)

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