あなたの頭痛は何頭痛??

頭痛には種類がいくつかあることをご存知でしょうか?自分の頭痛が何に分類されるのか、また何が原因なのか気にしたことはありますか?たまに頭痛が出る方も、なんとなく毎日頭痛がある気がする方も、自分の頭痛を理解しておくことで、頭痛の解消にとても役立ちます!今回は頭痛の種類に合わせて、頭痛の原因についてもご紹介していきます。

◆頭痛の種類

頭痛には大きく分けて3種類あります。
①筋緊張性頭痛
②片頭痛
③群発頭痛
(・命に関わる頭痛)
の3つです。聞いたことはあるでしょうか??
今回は①と③についてお話していこうと思います。

◆筋緊張性頭痛

・原因

その名の通り、筋肉の緊張が原因となって起こる頭痛です。この頭痛は、頭痛の中でも最も頻度が高い頭痛です。筋肉が緊張する要因として、現代では、パソコン、スマホの使用で前かがみやうつむいた姿勢が、長時間続くことでの緊張が考えられます。それに加え、不安、緊張、仕事のプレッシャーなどの精神的なストレスからも、筋肉の緊張は引き起こされます。頭痛のメカニズムは完全に解明されてはいないようですが、交感神経の過剰、筋肉の緊張による血管の圧迫、血液循環が悪くなることが原因と考えれています。

・症状

緊張性頭痛の主な症状は、「頭を鉢巻きでギューッと締め付けられているような痛み」「ズーンと重いような痛み」とよく表現されます。筋緊張性頭痛はさらに二つに分けられ、痛みも軽く短時間で治る「反復性緊張型頭痛」と、ほぼ毎日頭痛が続く「慢性緊張型頭痛」に分けられます。

◆群発頭痛

・原因

原因ははっきり解明されていないそうですが、目の奥の周りにある三叉神経が刺激を受けることで痛みが出ていると考えられています。そのほかに、アルコールや不規則な睡眠時間、喫煙なども頭痛を引き起こす要因として挙げられています。

・症状

片側の目の奥がキリで突かれたような激しい痛みが出るのが特徴です。20~40代の男性に多く発症し、とても激しい痛みでじっとしていられず、生活に支障をきたします。このような発作は1~2時間ほど続き、夜間から明け方にかけて多く見られます。同じ時期の数週から数か月の間、毎日のようにほぼ決まった時間起こります。痛みのある側の目が充血したり、涙が出る、瞳孔が小さくなる、鼻水が出るなどの症状を伴う場合もあります。

◆命にかかわる頭痛

上記では、①と②の頭痛の原因と症状についてお話していきました。そのほかに一つ例外があります。
それが「命に関わる頭痛」です。頭痛には脳の重篤な病気が隠されている可能性もあるのです。突然の強烈な痛み・徐々に増強する痛み・手足の麻痺・ろれつが回らない・発熱を伴う、今までに経験したことのない頭痛は要注意です。こんな症状には、くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍・髄膜炎などの病気が関係している場合があります。すぐに病院に行きましょう。

頭痛の解消法

◆筋緊張性頭痛

筋肉の緊張が主な原因となっているこの頭痛は、首肩回りの筋肉を緩めることによって改善してきます。ストレッチや軽い運動をしたり、お風呂やホットタオルなどで温めてあげたり、あるいは整体などで筋肉をほぐしてもらうのも効果的です。特に重要な筋肉が、後頭部と首の付け根にある「後頭下筋」という筋肉です。これは目にも関係が深いので、目の疲れがある方はここをほぐすだけでぱっと視界が開けますよ!

◆群発頭痛

群発頭痛は発作がひどくなる前・発作が起こる時期が近付いたら早めに病院へ行きましょう。発作が完全に出てしまうと、市販の頭痛薬では対処できません。病院では、酸素吸入や薬物療法で対処します。自分でできる予防としては、発作期間中のアルコールを避ける・喫煙を避ける・飛行機などによる気圧の変化をなるべく避けるなどが有効です。

POINT

頭痛は種類によって、頭痛の出るメカニズムや、対処法が違ってきます。自分の頭痛を把握しておくことは悪化させないためにも重要なポイントです!頭痛があるのが当たり前と思わず、病院や頭痛の治療のできる先生がいる治療院を頼ってみてください。当院でも頭痛専門の治療を行っているので、辛い頭痛を解消することができます!いつでもご相談ください(^^)

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