○○が肩こり解消のカギとなる
- 2018.08.02
- 肩こり

実は肩こりを解消する上で欠かせないもの。それは「肩甲骨」です。
誰でも一度は聞いたことがある肩甲骨ですが10年以上慢性的な肩こりに悩まされている人でも肩甲骨をケアすることで肩こりの解消に繋がる可能性があります。
今回は肩甲骨のケア方法と、肩こり解消だけではない肩甲骨をケアすることで得られるさまざまなメリットをご紹介します。
ケア方法
肩甲骨を柔らかくする方法としてよく「肩甲骨はがし」が紹介されますが、多くの患者さんを診てきた経験上、慢性的な肩こりで悩んでいる人がいきなり肩甲骨はがしを実践しても実はあまり効果はありません。
それどころか固まった肩甲骨を無理矢理はがそうとすると周りの筋肉を痛める恐れがあります。
今回は筋肉を痛めず肩甲骨を柔らかくする方法をご紹介します。
①肩甲骨の周りの筋肉を柔らかくする
肩甲骨の周りの筋肉が固まったままでは肩甲骨を動かすことは難しいので、まずは肩甲骨の周りの筋肉を柔らかくしましょう。
自分でできる方法としてはお風呂でぬるめのお湯に20分ほどゆっくり浸かり、さらに香りや音楽などでリラックスした状態で8時間程度の十分な睡眠を取りましょう。
②ストレッチで肩甲骨の柔軟性を高める
周りの筋肉が柔らかくなったらようやくストレッチができるようになるので肩甲骨の柔軟性を高めることができます。
ただ一口にストレッチといってもいろんなやり方があり、どれをやればいいのか迷ってしまうと思います。そんな時は見つけたストレッチ方法を試しに1回やってみて下さい。
ストレッチをして気持ちいいと感じた時に縮まった筋肉が伸びて柔軟性が上がるので、実際にやってみて気持ちいいと感じたものを続けてみましょう。
③肩甲骨を動かして健康的な身体に
ストレッチである程度柔らかさが出てきたら簡単な体操や軽い運動などで肩甲骨を動かしましょう。
肩甲骨を動かすと周りの筋肉も一緒に動くので、身体のバランスが整えられ肩こりなどの不調も改善し健康的な身体になります。
point!
①②を試してみて、もしストレッチが気持ちよくなかったり逆に痛みを感じてしまったら、それは筋肉が固まりすぎてしまっているということです。そうなってしまうと自分で筋肉を柔らかくするのは難しくなるため、固まった筋肉を整体院などで筋肉をほぐして柔らかくするのがおすすめです。
また日頃忙しくて自分でケアをすること自体が難しい人も整体院などで手をかりてしまった方が良いでしょう。肩甲骨の動きを熟知した整体師のストレッチを受けると非常に高い効果を得ることができます。
メリット
肩甲骨は上半身全体の筋肉が付着しているので、肩甲骨を柔らかくするとさまざまなところに良い影響を与えます。
今回はたくさんある肩甲骨のメリットの中でも特におすすめを3つご紹介します。
肩こりの解消
肩こりの原因となる筋肉のほとんどが肩甲骨に付着しています。肩甲骨が固まると肩や首などの筋肉も動かせなくなり肩こりになってしまうのです。
肩甲骨を柔らかくすると肩や首の動かせる範囲も広がり周りの筋肉も柔らかくなるので肩こりの解消に繋がります。
猫背の改善
自覚があり気にしている人も多い猫背ですが、実は猫背も肩甲骨が大きく関わっています。デスクワークなどで前傾姿勢が続くと肩甲骨が外側に広がるので肩が内巻きになり猫背になります。
肩甲骨を柔らかくして肩甲骨の位置を戻すことで肩が開き猫背が改善されます。
バストアップ
肩甲骨がバストにまで影響するとは驚きですよね。肩甲骨が固まり肩が内巻きになるとバストを引き上げる筋肉の機能が低下するのでバストが垂れる原因になります。
肩甲骨を柔らかくして肩が開くとバストを支える筋肉の機能が向上するのでバストアップに繋がります。
構造と役割
肩甲骨は体の骨としては珍しくほとんど宙に浮いていて、周りの筋肉によって支えられています。そんな肩甲骨の周りには首、肩、腕、胸、背中の17種類もの筋肉が着いており身体の中でも1番の筋肉がついている骨になっています。
だからこそ肩こりだけでなく姿勢やバストにも深い関わりがあります。また筋肉は他の筋肉同士で連動しているので、肩甲骨を柔らかくすると肩甲骨に付着していない筋肉にも影響を与えます。
そのため肩甲骨が柔らかいと上半身全体のバランスが整えられ様々な不調の改善に繋がります。
おわりに
肩甲骨の重要性や素晴らしさがわかっていただけたでしょうか?ぜひ肩甲骨を柔らかくして長年の肩こりを解消させるとともに、さらに健康的な身体を目指しましょう。
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