頭痛に吐き気を伴う場合

頭痛に吐き気を伴う場合

慢性的な頭痛をお持ちの方の中には併発して吐き気を伴う人がいます。その吐き気について注意や原因・ケア方法について述べていきます。

頭痛に吐き気はやや注意

頭痛に吐き気を伴う場合はやや注意が必要。 というのも吐き気を伴う場合は脳の異常の可能性がないとは言い切れないからです。 特に繰り返し吐いてしまう場合や噴出性の嘔吐は注意が必要です。

脳の異常からくる頭痛のなかには吐き気を伴うことが多く、この場合は命に支障をきたす可能性があります。そのため必ず頭痛・吐き気以外にも症状が当てはまらないか確認する必要があります。

慢性的な頭痛に吐き気を伴う場合

ただし、慢性的な頭痛にも吐き気を伴うことがあります。 今回はこちらを紹介していきましょう。

慢性的な頭痛のなかに「肩こり・首こりからくる頭痛」を多くもっている方がいます。 この肩こり・首こりがひどくなると首~肩にかけての筋肉がこわばります。簡単に説明すると肩首がこわばることで自律神経系が誤操作され血圧が下がり吐き気がおこります。

肩~首には総頸動脈という頭や脳につながる太い大事な血管があります。そしてここ頸動脈洞という血圧を操作する器官があるのです。これを頸動脈洞といいます。頸動脈洞は圧迫されると、血圧を下げます。結果、心臓からの血流を下げ血圧を下げます。結果、脳への血流量が下がってしまい。吐き気につながります。

「肩こり・首こりから頭痛」も起き「肩こり・首こりから吐き気」もくるという。「頭痛に吐き気を伴う状態」 ができあがります。

この場合のケア方法

ではどうしたらよいでしょうか? 本来ならご自分でのケアが理想的ですが、このような状態ですと

  • 首肩こりもひどく
  • 頭痛もあり
  • 吐き気もある

ということのなので、専門の先生に治療は任せた方が良いと思います。

なぜならケアしすぎると血圧の変動がおこる可能性があるためケアしたことをきっかけに頭痛・吐き気が誘発される可能性があるからです。またケアしなかった場合は状態が維持されるため改善への期待はできなくなります。

おわりに

吐き気を伴う場合は、命にかかわるものではないかのチェックは非常に大事です。そうでなかった場合は自分で頑張り過ぎず鍼灸マッサージ院や整体院など専門の先生にみてもらった方があなたに合った改善方法を提案してくれるでしょう。

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