立ちっぱなしによる腰痛
- 2018.07.15
- 腰痛
立ち仕事だと腰痛は深刻な悩みとなります。しかし一口に腰痛と言ってもいろいろなパターンがあり、どのような腰痛かによって原因や対処法が違ってきます。
今回はその中でも特に多い立ちっぱなしによる腰痛の原因や対処法を書いていきます。
骨盤の歪み
立ちっぱなしで同じ姿勢が長時間続くと、骨盤の周りの筋肉を動かさないので血行不良になり固まります。
筋肉が固くなると骨盤を歪ませたまま固定されてしまい元の位置に戻らなくなります。骨盤が歪んだまま立っていると腰に負担がかかり腰痛になります。
骨盤の歪みを矯正するにはマッサージで筋肉を柔らかくし、骨盤が歪むクセをなくしていきましょう。
仙腸関節
仙腸関節とは骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節で上半身の体重を支えています。
立ちっぱなしで臀部の筋肉が固まると仙腸関節も固くなってしまいます。仙腸関節が固くなると上半身に体重をうまく支えられなくなり腰の負担が増え腰痛になります。
仙腸関節を柔らかくするにはマッサージで臀部の筋肉をほぐし、階段などで足を大きく動かして臀部の筋肉を積極的に使いましょう。
足の疲労
立ちっぱなしだと腰痛と共に足の疲労に悩む人も多いです。足の神経は腰に繋がっているので、足の疲労が蓄積すると腰の緊張も強くなり腰痛になります。
足の疲労を解消するにはマッサージで足の筋肉をほぐしたり足に溜まった水分を流し、ウォーキングなどで足の筋肉を動かしましょう。
運動不足
運動不足だと筋肉量はどんどん減っていきます。腰への負担を減らしても腰を支えるための筋肉量がなければ腰痛になっていまします。
しかし筋肉が固まった状態で運動をすると筋肉を痛めてしまう恐れがあるので、マッサージやストレッチで筋肉を柔らかくしてから無理のない範囲の運動で筋肉量を増やしていきましょう。
おわりに
仕事や家事などで立ちっぱなしになってしまう人は多いと思います。毎日辛い思いをしなくてもいいようにしっかりケアをして腰痛のない素敵な日々を送りましょう。
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