普段の服装が腰痛の原因に
- 2018.05.14
- 腰痛
普段仕事やプライベートなどでいろいろな服装をされると思います。実はその服装も腰痛の原因になるってご存知でしたか?
今回はそんな服装からくる腰痛について書いていきます。
ハイヒールと腰痛
ハイヒールを履くと体が前傾姿勢になり、バランスを取るため反り腰になります。反り腰になると背中の筋肉がうまく働かず、腰の筋肉に大きな負担がかかるので腰痛になってしまうのです。
このタイプの人は背骨の際についている多裂筋という筋肉をほぐすと背中が動くようになり、腰痛が解消される可能性が高いです。
着物と腰痛
着物を着ると帯で締め付けられ、腰や骨盤の筋肉が固定されます。筋肉は動かさないとどんどん固まるので、長時間着物を着ていると着物を脱いでも筋肉が固まったままになり腰痛になってしまいます。
このタイプの人はお尻の横側についている中臀筋という筋肉をほぐすと骨盤が動くようになり、腰痛が解消される可能性が高いです。
スキニージーンズやタイトスカートと腰痛
こういった窮屈な服装は血管を圧迫し血流を悪化させます。さらに足を広げたりかがむなどの動きを制限してしまいます。動きに制限があると不自然な筋肉の使い方をしてしまうので腰や股関節などに負担がかかり腰痛になるのです。
このタイプの人は太ももの前側についている縫工筋をほぐすと血流が良くなり、腰痛が解消される可能性が高いです。
ローライズパンツ(腰履きパンツ)と腰痛
ベルトループの部分が骨盤と股関節の間にくる、いわゆる腰履き状態になると、骨盤を固定され歩きにくくなります。無理な歩行は股関節や仙腸関節の可動域を狭めることとなり、腰への負担が増えるので腰痛になります。
このタイプの人はお尻の奥の方にある梨状筋をほぐすと仙腸関節が動くようになり、腰痛が解消される可能性が高いです。
おわりに
一口に腰痛といっても様々な要因があります。 +nicoではただ施術するだけでなく、普段の生活環境などをヒアリングしていろいろな視点からその方の症状の原因を見極め、原因に合った身体を良くする方法を考えて施術していきます。
原因が分かるとセルフケアも効率的になるので「腰痛をなんとかしよう」と漠然とケアするよりも「この腰痛はどこからきているのか?」を一度見直すことがオススメです。
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