デスクワークによるぎっくり腰の対処法

デスクワークで日々腰痛に悩まされている人はもちろん、いままで腰痛を感じていなかった人でも突然なってしまうぎっくり腰。耐え難い激痛に襲われどう対処すればいいかわからない人も多いと思います。

今回は症状に合わせたぎっくり腰の対処法などをご紹介します。

見分け方と対処法

一口にぎっくり腰と言ってもいろいろな症状の出方があり、症状によって行うべき対処法が全く異なります。間違った対処法をしてしまうと症状を悪化させてしまう恐れもあります。

そうならないためにぎっくり腰の見分け方からそれぞれ症状に合わせた対処法をご紹介します。

①神経障害

腰の痛みと一緒に足の痛みやしびれが出ていたり足先が動かないといった症状が出ている場合、椎間板ヘルニアや神経系の病気が潜んでいる可能性が高いです。

そのままにしておくと症状が進行してしまわぬようすぐに病院で診てもらうことをおすすめします。

②炎症

筋肉や靭帯などに傷を負った場合、体の自然的防衛反応として炎症が起こります。患部を触ってみて熱を持っている・腫れている・軽く押すとアザを押されたような嫌な痛みが出る、このいずれかに該当していたら炎症を起こしている可能性が高いです。

炎症が起きていたら炎症が治るまで患部を冷やしできるだけ安静にしてください。お風呂や患部へのマッサージは血行がよくなり炎症が悪化してしまうのでやらないようにしましょう。

③筋肉の緊張

炎症反応や神経障害が出ていなければ、負担の蓄積や様々なストレスで固まりすぎた筋肉の過度な緊張によるものの可能性が高いです。

筋肉が過度に緊張すると痛みが強く出たり動きに制限がかかってしまいます。筋肉が緊張すると血行不良になるので湯船に浸かって体を温めて血行を良くして、湯船に浸かったまま無理のない範囲で腰を動かし緊張を緩和させましょう。

また炎症を起こした場合、炎症によって周りの筋肉が緊張してさらに痛みを増幅させることもあるので症状が強く出過ぎて対処が難しくなることがあります。

自分で対処しても効果がなかったり自分で対処できないような状態であればぎっくり腰に対する知識を持った治療院で診てもらうことをおすすめします。

痛みがなくなったら

ぎっくり腰になった人の多くは痛みがなくなった時点で治療をやめてしまい原因をそのままにしてしまいます。原因が解消されないまま普段の生活に戻るとぎっくり腰が再発するだけでなく椎間板ヘルニアなどの病気になってしまいさらに症状が悪化する可能性もあります。

そうならない為にしっかり痛みの原因を見つけて解消してくれる治療院の治療を受けましょう。

おわりに

痛みというのは体の不調のサインです。「大丈夫だろう」とそのままにせず、体からのサインをちゃんと受け取り適切なケアをして運動を楽しみましょう。

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